インシデント管理システム

Q .

現在手書きで報告していますが、システム化でどう変わりますか?

A .

SafeMasterインシデント管理システムの入力画面は、ペーパー報告と類似した画面構成になっており、パソコンに不慣れな人でも使いやすい記入形式となっています。
インシデント報告の記入時間が約1/2~1/3に短縮されたという医療機関もあります。
情報共有、改善対策、現場へのフィードバックなども簡単にできるようになり、さらなる安全文化の向上に役立ちます。

Q .

掲示板の医療安全ニュースを職員が見たかどうかの確認はできますか?

A .

医療安全対策室の画面からのみ、個々の職員が掲示板内のニュース、マニュアルを見たかどうかを確認することができます。

Q .

インシデント入力の内容は医療機関側のニーズに応じて自由に設定できますか?

A .

インシデント入力の内容は基本的に自由設定(運用途中でも)できます。日本医療機能評価機構の大項目(場面、内容、要因など)内での追加や訂正をお勧めしています。

Q .

日本医療機能評価機構への報告は可能ですか?

A .

各件数をCSV形式でデータ出力することが可能です。
XMLファイルへの出力にも対応しています。

Q .

インシデント報告に画像などを添付できますか?

A .

デジタルカメラで撮影した画像ファイルなどを添付することができます。
改善対策の際にも同様に画像データなどを添付することが可能です。

Q .

同一事例のインシデントが医師と看護師から報告されたような場合、 統計上1つにまとめることが必要ですが、対応可能ですか?

A .

複数のインシデントを「統合ボタン」によって1つにまとめる機能があります。
報告されたインシデントはそれぞれ元のデータのまま保存されます。

Q .

入力途中での保存は可能ですか?

A .

入力途中で一時保存することができます。
入力画面に一時保存ボタンがあり、ボタンを押すと一時保存され、ログイン画面に戻ります。
次回接続時に保存分を呼び出し、続きから入力することができます。

Q .

医療安全管理者が複数いる場合でも処理できますか?

A .

医療安全管理者が複数名いる場合でも運用可能です。
各医療安全管理者が担当する部署の設定も可能です。

Q .

医療安全管理室からのコメントはどのように返しますか?

A .

「意見欄」にコメントを入力し、報告者へ戻します。公開されるエリアと公開されないエリアを使い分けることができます。

Q .

SafeMasterインシデント管理システムには「針刺し報告」専用入力の仕組みも追加できると聞きましたが、 その他の報告の仕組みも追加することができますか?

A .

可能です。
インシデント報告の入力ボタンの下に各種入力機能を拡張できるように設計されています。
オプション費用は必要ですが、「転倒・転落入力」、「クレーム報告」、「患者様相談」等の専用報告機能を追加できます。

Q .

改ざん、書き換えはできないようになっていますか?

A .

報告者と医療安全管理者は修正できますが、修正後は必ず履歴が残ります。

Q .

インシデントを情報共有することで問題は起きないのでしょうか?

A .

インシデントの情報共有は職員のリスク感性の向上につながります。
情報共有(公開)するしない、共有する職種・グループ・権限などの設定は自由に行えます。
「漏えい」に関しては紙の回覧より発生しにくいと言われています。

Q .

個人ごとにインシデントの閲覧状況が分かりますか?

A .

管理者は全職員の未読インシデント、要回答、最終接続日などを確認できます。

Q .

掲示板の議事録やニュース、マニュアル等の閲覧状況は分かりますか?

A .

掲示板に収載されている議事録、ニュース、マニュアル等は文書ごとに閲覧状況を確認できます。
CSV出力も可能です。

Q .

統計分析では簡単にExcelグラフが作成できるのですか?

A .

Excelに自動連携しているためグラフが簡単に作成できます。
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、クロス集計、多次元分析、期間指定の比較表が作成できます。
分析資料や委員会発表資料等の作成に効率的なしくみです。

Q .

改善対策の期限設定とそのチェックができますか?

A .

RCA法、FMEA、VTA、4M5E(4M4E)、SHEL法などによる分析結果入力と改善対策を管理し、期限を定め、完了チェックすることが可能です。